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サポニン

サポニンとは


構造的にはトリテルペンやステロイドに、
オリゴ糖が結合し 配糖体の一種です。
 

サポニンには、分子の中に、
水になじむ部分(親水性)と油になじむ部分(疎水性)とが共存しており、
石鹸と同じように油を溶かし、
水で洗浄できる界面活性作用を持っています。

植物の成分中には、
水に溶かして振ると泡立つ界面活性物質が含まれていますが、

これがサポニン。


いわば、天然の界面活性剤なのです。
 


 

ちなみに・・・・サポニンという名前は、
シャボン玉のシャボンと語源は同じで、
ギリシャ語で「石けん」や「泡立つ」を意味する「サポ」に由来して付けられたものです。

 

無害な天然の界面活性剤


洗濯洗剤や台所洗剤、シャンプーなどの主成分は合成界面活性剤です。
 

界面活性剤は水と油を混ぜたり、泡を立てて、汚れを落とす働きがあります。
界面活性剤と言うと危険なイメージがありますが、
サポニンは 天然の界面活性剤だからご安心を。


ここで小話を。。。
 


植物に含まれる泡を出す成分というのは古くから知られ、
なんと!!
平安時代には果実や果皮をつぶして、水と混ぜ、
シャンプーのように使っていたと伝えられています。

へぇ。へぇ。

海外でも、サポニンを含む植物は、
石鹸などとして洗濯に用いられていたんだそうですよ。
 


また、サポニンには、
抗菌作用、殺菌作用、去痰作用、抗炎症作用などもあって、
古くから身近な成分として親しまれてきたようです。
 

わたしゃ、そんな成分のこと知らんかったよ。。。

 

サポニンを含むものは?


多くの植物に含まれていますが、
ナマコやヒトデといった一部の棘皮動物の体内にも含まれています。
サポニン成分が多く含まれた洗顔石鹸はこちらから
 

小豆を煮ると、煮汁が泡立ったり、
茶を点てると抹茶が泡立ちますが、
これがサポニンの働きです。

サポニンを多く含むものでは大豆が有名です。

大豆サポニンは、
人の体内でも脂質の過酸化を抑制し、
代謝を促進すると考えられています。

また、腸から吸収されたブドウ糖が脂肪に変化するのを抑制する作用があり、
肥満防止の成分として知られています。

他には、ウーロン茶、アスパラガス、高麗人参などにも。

椿油にもサポニンが含まれていて、
塗るとニキビが改善されたり、
昔はダニやシラミの退治に使用されていました。

これは殺菌効果を利用しているわけですね。